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371件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1998-05-12 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第20号

阿部幸代君 「むつ」の調査委員会調査報告では、原子力第一船開発基本計画問題性、それから日本原子力船開発事業団基礎研究基礎実験不在請負業者依存開発体制原子力委員会内部機構としての原子炉安全専門審査会安全規制問題性、例えばパートタイマーの研究者による書面審査が原則だったことなどですね、政策面にも深く切り込んでいるのが特徴でした。  

阿部幸代

1991-04-24 第120回国会 参議院 本会議 第21号

航海から放射能漏れ事故を起こし、むつ市の母港への帰港を拒否されて漂流する事態となり、修理のために長崎県の佐世保港に回航した後も、新母港建設を余儀なくされるなど、「むつ」の運命は政府の場当たり的な原子力船開発政策に翻弄され続けたのであります。この十八年間に数々の致命的な故障を重ね、廃船とすべしとのたび重なる国会での指摘にもかかわらず、政府は当初の計画に固執し、事業を強行継続いたしました。

西岡瑠璃子

1990-05-31 第118回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

政府委員緒方謙二郎君) ただいま御指摘の点につきましては、昭和六十年の一月に科学技術庁から当時の原子力船開発事業団に「原子力船むつ」による研究開発の進め方」ということで文書で指示をしておりますが、この中に次のように述べております。ちょっと途中から読みますが、「万一予期せぬ事情により、研究開発計画に大幅な変更が必要となった場合には、その時点で「むつ」による研究開発は中断することとする。」

緒方謙二郎

1990-04-27 第118回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

そもそも次期原子力船開発計画はありませんね。計画はないものだから、次の原子力船開発を想定した、そのために必要なデータとして何と何と何をとるという具体的な実験計画というのはないわけですね。あればあるで、これをやりますとおっしゃっていただいたらいいんでありますが。現在、アメリカのサバンナにしても西独のオット・ハーンにしても運航をやめて、次期建造計画もないわけですね。

吉井英勝

1988-03-30 第112回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

それで、確かに「むつ」につきましては、過去におきまして、私ども政府とそれから日本原子力船開発事業団等々と地元の方々との連絡が、意思疎通が必ずしも十分でなかったという面につきましては我々十分反省する次第でございまして、そういう意味で、私ども地元とのお約束とかあるいは地元に十分御説明すると、そういうことについては心がけているつもりでございまして、おかげさまで、例えば本年一月の「むつ」の回航につきましても

松井隆

1987-07-06 第109回国会 参議院 本会議 第1号

(2) 旧日本原子力船開発事業団が、原子力船むつ」の修理佐世保港で行うことに伴い、国は長崎県に対し、魚価安定対策事業のための魚価安定特別基金として、二十億円の補助金交付を行ったが、その後同基金のうち国庫補助金相当額は、国に返還すべき条件に適合する状況にあるにもかかわらず、未だに返還実現されていないのは、水産県被爆県でりながら国の要請を受けて原子力船むつ修理を受け入れた長崎県の立場は理解できるとしても

菅野久光

1987-07-03 第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号

(2) 旧日本原子力船開発事業団が、原子力船むつ」の修理佐世保港で行うことに伴い、国は長崎県に対し、魚価安定対策事業のための魚価安定特別基金として、二十億円の補助金交付を行ったが、その後同基金のうち国庫補助金相当額は、国に返還すべき条件に適合する状況にあるにもかかわらず、未だに返還が実現されていないのは、水産県被爆県でありながら国の要請を受けて原子力船むつ」の修理を受け入れた長崎県の立場は理解

菅野久光

1985-03-27 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第4号

御承知のとおり、日本原子力研究所は、本年の三月三十一日より日本原子力船開発事業団と統合されるわけでございまして、この予算には両者を合計した統合後の予算が計上してございまして、原研トータルとしては九百九十六億七千四百万円ということになっておりまして、原子力施設及び環境安全性研究核融合研究開発のうちの例えば臨界プラズマ試験装置JT60の建設運転であるとか、あるいは原子力船事業団がやっておりました

宇賀道郎

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

公開の件でございますが、成果について公開をするということでございまして、これまで、「むつ」についてのいろいろな建造過程におきます実験あるいは経験等々につきましては、原子力船開発事業団におきます年報という形あるいは原子力船事業団技術報告書、略称してJNSレポートと言っておりますが、そういったものを刊行するとか年次報告会の開催というようなことで、従来やってきました調査研究成果につきましては公表してきておるところでございまして

中村守孝

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

大臣からお答えする前に準備的に少し答えさせていただきたいと思いますが、原子力船研究開発につきましては、「むつ」の放射線漏れ以来、どのように「むつ」の研究開発を進めるかということでございまして、当初いわゆる原子力第一船として「むつ」を建造し、運航し、そして実験が終わった後はいろいろな実用的な用途にも供するというような建前で、原子力船開発事業団ができ、建造をしたわけでございます。

中村守孝

1984-07-12 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第19号

まず第一に、舶用燃料多様化原子力船開発必要性についてでございます。  四万海に囲まれた我が国において、海運は、資源、エネルギー、食糧及び製品等の輸送を通じて、我が国経済安全保障上重要な役割を果たしてきております。ちなみに我が国輸出入物資は、昭和五十七年で六億三千五百万トンで、世界の海上荷動き量の約二〇%に相当しております。

熊谷清

1984-07-12 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第19号

これをさらに小型の原子炉、これは原子力船開発の結果得られる一つ方向だと思いますが、開発途上国にももっと利用を広げていくということ、それから、温度を上げて発電以外の化学工業等に多目的に使っていく、これも実は原子力研究所大分研究が進んでおりますが、先生方にもひとつ十分御配慮願いたい次の大きな可能性だと思っております。

森一久

1984-07-05 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第18号

御案内のとおり、我が国原子力船研究開発は、昭和三十八年八月に発足した日本原子力船開発事業団、現在は日本原子力船研究開発事業団でございますが、日本原子力船第一号の「むつ」は、昭和四十九年の試験航海運転直後における放射線漏れを契機として計画は大幅におくれ、現在において何一つ実験データは得られていないのが現実であります。  

小川新一郎

1984-07-05 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第18号

○井上参考人 原子力船開発というのは、国のプロジェクトとしまして当事業団が担当しているわけでございまして、これは不幸にも四十九年の放射線漏れということで一時とんざはいたしましたが、その後、日本技術を結集しまして、遮へい。改修及び安全性総点検ということをやりまして、安全性につきましては自信が持てるような段階になっております。

井上啓次郎

1984-07-03 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第17号

今までの経過も伺っておりまして私自身痛感することは、政府原子力船開発政策計画の当初からの誤りが長く尾を引いて、それが青森県民皆さんや、むつ市の皆さんに大変大きな御迷惑をかけてきたということを改めて感じるわけであります。そこから自治体としてのいろいろな御苦労があるというふうにも受け取っております。

工藤晃

1984-06-29 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第10号

さて、本法案に反対する第一の理由は、国民科学者意見無視国民の血税の乱費、そしてその場しのぎ無責任行政の連続である我が国原子力船開発の歴史に深い反省のないまま、そして当面の焦点「むつ」の取り扱いを明確にしないまま、日本原子力船研究開発事業団日本原子力研究所に統合することは本末転倒であるということであります。  

佐藤昭夫

1984-06-29 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第10号

そこで、今度技術的な問題にちょっと入らしていただきたいんですが、原子力船開発技術的な目的というのは一体何だったかということになるんですけれども、入手したい技術的な情報、データ、これらについてはいろいろ言われておりますが、その点とういうふうなものを最初挙げられておったのか、それをもう一度お聞かせいただきたいと思います。

松前達郎

1984-06-27 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第9号

小野明君 局長はいろいろ言っておるが、大臣は、この原子力船開発というのはちゃんと決まっておる、これは国の戦略である、こうおっしゃったと思いますね。しかし、この原子力船開発ということは、現在ある「むつ」をどうするか、これが決まらないでは原子力船開発に対する戦略は決まらない、こう言われても私はいたし方がないんではないか。

小野明

1984-06-20 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号

ただいま新聞報道につきましてお話がございましたが、御存じのように、事業団は国の原子力船開発プロジェクトを実施している機関でございまして、そういうふうな意味では貴重な国家予算で進めているわけでございます。したがいまして、裏金とかあるいはつかみ金とか、そういう種類のものは一切ございません。

井上啓次郎

1984-06-20 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号

しかしながら基本的には、先ほど申しましたように、原子力船開発というナショナルプロジェクトに対する協力という観点から、いろいろな問題点はございますけれども、これらを総合的に勘案いたしまして、実質的には先ほど申しましたような瑕疵担保保証ということに実質的に支障がないような取り決めを結ぶという方向で現在最後の詰めが行われているということでございます。

野澤俊彌

1984-06-20 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号

お話しのように、メーカー側も基本的には原子力船開発というナショナルプロジェクトへの協力という立場で我が方との交渉に対応しているわけでございますが、いろいろな問題点もなくはございません。これらを総合的に勘案いたしまして、実質的に支障のないような取り決めを結ぶべく最終的な努力を払っている段階でございます。

野澤俊彌